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超簡単お金を守る6選

超簡単お金を守る6選

現代の日本は人生100年時代と言われ、年々、生きるためのコストは高くなってきています。ゆとりのある老後を迎えるには、退職金や年金を差し引いても3,000万円の貯蓄が必要だと言われています。

30歳から貯め始めたとしても、月約7万円の貯金が必要です。子供や家、車のローンを抱えて月7万円を貯金するのは誰でもやれることではありません。

自分が老後、安心して暮らすために、家族にできるだけ多くの資産を遺すためには、今手元にあるお金を堅実に守り続けることが重要です。

今回は、お金を守る方法の中でも、誰でもできる超簡単な方法を6選紹介します。是非参考にしてみてください。

【超簡単お金を守る6選】給与口座はネット銀行。金利100倍

ネット銀行とは2000年に登場した新たな形態の銀行です。ネット上でほとんどの業務を完遂することができ、店舗やATMを最小限にする事ができます。

そのため、人件費や施設運営費などのコストがかからず、削減分を金利や手数料優遇など貯金者サービスに還元する事ができます。

その最大の強みともいえるのが高金利です。

メガバンクの普通預金金利は年0.001%(2020年10月26日時点)と限りなくゼロに近い低金利が続いています。

例えばメガバンクの普通預金に100万円を1年間預けていたとしたら、増える金額は10円です。これではリスクでお金を増やすことは、残念ながら難しいでしょう。

これに対してネット銀行では、普通預金は一定条 件を満たせば年0.1%まで上がる銀行がいくつもあります。

仮に0.1%ならば0.001%と比べその差は100倍です。100万円を1年間預けていたとしたら、1,000円増えますね。

これが1年ではなく数年もしくは100万円ではなく数百万円ならば更なる差が生まれます。

場合によっては0.15~0.2%という高金利の普通預金を提供しているネット銀行も存在しますよ。

さらに金利だけではなく、ネット銀行の強みは振込手数料やATM手数料も、メガバンクや店舗を持つ従来型銀行と比較してみると、かなりお得になることが多いです。

ネット銀行の信頼性を心配する方も多いと思いますが、万が一破綻した場合でも預金保護制度により1,000万円までの元本とその利息分までが保障されていますよ。

【超簡単お金を守る6選】格安SIMで-5,000円

あなたはスマホに毎月いくらくらい使っていますか?

もし、3大キャリアと呼ばれるドコモ・au・ソフトバンクのどれかをお使いでしたら、毎月7000円〜8000円以上を支払っている方が多いと思います。1万円以上払っている人も多いそうです。

3大キャリアを使っているならば、格安SIMに変更することで、毎月のスマホ代を1台あたり5000円以上節約できる可能性があります。

格安SIMの平均月額料金は2,957円です。これはフィーチャーフォンの平均月額料金とほぼ変わらないどころか、むしろ少し安いくらいの価格です。

3大キャリアのスマホ利用者と4,919円もの差があるのです。さらに、

もしデータ容量が1GBで、通話もLINEを使うからいらないという場合は月額数百円で利用することができるのです。

毎月5,000円安くなれば、年間で6万円の差となり ます。家族で複数人が格安SIMに変えた場合、年間で10万円以上安くなることも考えられます。

乗り換え費用や違約金がかかったとしても、トータルで見れば通信費は安く抑えられます。

【超簡単お金を守る6選】現金からクレカでポイントゲット

現金払いとクレジットカード払いを比較した場合、クレジットカード払いの方が断然お得です。クレジットカードのメリットは次の通りです。

①ポイントサービス

ほとんどのクレジットカードは、使うたびにポイントが貯まる「ポイントサービス」があります。

貯まったポイントは、利用料金の割引やキャッシュバック、ショッピングサイトへの使用、電子マネーや他社ポイントに交換など、様々なシーンで活用することができます。

ポイント付与率はカードの平均的には0.5~1%程
度です。貯まったポイントを活用することで結果的に節約につながることは、現金払いにはない大きなメリットといえます。

スマホ代や光熱費、家賃などの固定費の支払いをクレカ決済にすると、よりポイントが貯まりやすいでしょう。

東京都では、クレジットカードで自動車税、固定資産税・都市計画税、個人事業税を支払えるので、節税にも繋がりますよ。

②特典

ポイント付与以外にも、旅行保険・旅行サポート・提携店舗優待・テーマパーク割引など様々な特典を受けることができます。

③利用明細の確認

また、クレジットカードで支払った場合、自分が使ったカードの利用明細を手軽に確認することができます。

毎月の支出を把握することができるので、管理・節約がしやすくなります。

④オンラインの買い物がスムーズに

オンラインショッピングにクレジットカードを登録しておくと、買物が簡単かつスムーズにできるようになります。

⑤海外旅行が節約できる

海外旅行に行く前に、日本円を外貨に両替する必要がありますなが、両替手数料が発生します。

この手数料は現金で両替するよりも、クレジットカードの為替換算手数料のほうが安くなるので、無駄な出費を抑えることができます。

【超簡単お金を守る6選】コンビニをスーパーに変える

もし食材や日用品の購入先にコンビニを使っているならば、スーパーに変えるだけで大きな節約に繋がります。

コンビニからスーパーに変えるだけで、なんと年間約20万円も食費が節約できてしまうという試算もあるのです。

コンビニに行かないだけでこれだけ節約できる理由は、まず第一にコンビニはスーパーと比べて物価が高いです。

例えば500mlのペットボトルが150円近くで売っていることもあります。スーパーならこれの半額くらいで購入できますね。

コンビニは24時間営業していますので非常に便利ですが、その分、値段はスーパーと比べると定価の商品がほとんどです。

スーパーが近くにあるならスーパーに行った方が安く変えるので節約できます。

それに、コンビニで売っているものは食品添加物もたくさん入っているので、健康の面で考えてもなるべく買わない方がいいでしょう。

そして、コンビニって無駄な買い物をしてしまいがちになってしまいます。

買う予定がなくても数百円するお菓子をつい買ってしまったことは誰でもあることでしょう。

たかが数百円ですが、これが日常化したら大きな出費となります。

たまにはコンビニもいいかもしれませんが、日常的に節約していくのならば、なるべくスーパーを利用しましょう。

【超簡単お金を守る6選】ふるさと納税で住民税先払い&返礼品ゲット

ふるさと納税を行うことで、所得税と住民税が控除(還付)されます。

控除される上限額は決まっていますが、その中であればいくらでも先払いできます。

ふるさと納税を行うことで貰える返礼品は、「肉」「魚介類」「米」「フルーツ」「野菜」といった食品から、 「宿泊券」「日用品」「家電製品」「工芸品」まで多岐に渡り、選ぶ楽しさもあります。

ふるさと納税サイトには返礼品の検索機能があり、自分が欲しいものからふるさと納税先を探すこともできます。

そして、ふるさと納税による寄附金は、自己負担額2,000円を差し引いた金額が寄附金控除の対象となり、所得税や住民税から控除されます。

例えば、10,000円の寄付を行うと、自己負担額である2,000円を差し引いた8,000円が控除の対象となります。

つまり、2,000円の自己負担で豪華賞品を手に入れることができるんですね。

寄付金の申請を確定申告で行った場合は、所得税は還付され、住民税は控除されます。

ワンストップ特例制度を使って申請をした場合は住民税の控除のみが行われます。

ふるさと納税を行う自治体は、生まれ育った故郷だけでなく、ゆかりのある街、 応援したい自治体など、納税者が自由に選べます。

ふるさと納税する自治体数に制限はなく、複数の自治体へ寄附できます。

さらに、納税者が寄附金の使い道を指定できるのもメリットといえます。

各自治体では、ホームページなどでふるさと納税による寄附金の使い道を公表しています。

子どもへの支援や福祉の充実、地域活性化、環境保護など、使ってほしい事業を選ぶのも、返礼品の内容とあわせ、ふるさと納税先を選ぶポイントになります。

【超簡単お金を守る6選】無駄な保険は解約して、投資信託の積立資金に

貯蓄しながら保障も得ることができるという謳い文句で根強い人気がある貯蓄型の保険に加入している人も多いのではないでしょうか。

貯蓄型の保険には、学資保険、個人年金保険、終身保険、養老保険などがあります。掛け捨てではなく、払い込んだ保険料が貯まっていて「解約返戻金」「年金」「一時金」などとして受け取ることができます。

貯蓄と万が一があった時の保証を兼ね備えているので魅力的に見えるかもしれませんが、近年ではデメリットも大きくなってきています。

まず、掛け金が高いです。月に平均30,000円前後支払っている家庭が多いようです。

しかし毎月の負担額は大きいですが、予定利率が良くないので、大きくは増えません。

日本では長く低金利が続き、今後も続く見込みです。低金利は、貯蓄型保険にも影響を及ぼし、年利率で1%前後や、1%に届かないなど、貯蓄型保険のメリットを小さくしています。

さらに、保険料の払込期間中に解約すると、解約返戻金が払込保険料を下回る可能性が高く、損をする結果になります。

なので、貯蓄型の保険で貯蓄するより、貯蓄したいお金はつみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)などの投資に回したほうが効率が良いでしょう。

例えば、リスクが低いインデックス投信だとしても、毎月6000円ずつ、18年間コツコツ積み立て投資をしたら元金は約130万円です。

これを5%ほどの利回りで運用できたら、約210万円、80万円増やすことができる試算になります。

保障はついていませんが、貯める/増やすことが目的なら、掛け金とリターンを考えると投資のほうがはるかにメリットが大きいと言えます。

【まとめ】超簡単お金を守る6選

超簡単お金を守る6選

給与口座はネット銀行。金利100倍。
格安SIMで-5,000円
現金からクレカでポイントゲット。
コンビニをスーパーに変える
ふるさと納税で住民税先払い&返礼品ゲット
無駄な保険は解約して、投資信託の積立資金に

今すぐにでも実行できるものばかりです。1ヶ月あれば全部できます。

やるか、即やるか。大事なお金を守るためにも、是非実行してみてください!

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