生活スキル

【自分を好きになるには】自分を好きになるために必要なこと

【自分を好きになるには】自分を好きになるために必要なこと

幸せな人生を歩むためには、自分を好きになることが大切です。

「自分が好き」ということは、ありのままの自分を受け入れるということです。他人と比較するのではなく、尊重し、自分の価値観を実感できる心の状態を指します。

「ありのままの自分」ということなので、欠点や失敗なども含めて許容します。

自分を好きでいることができれば、失敗したりしても「それを自分らしさ」と肯定し、前向きに歩み続けることができます。

自分を好きでいることは、人間関係や恋愛、仕事や自己実現におけるベースとなり、幸福に大きく影響を与えます。自分が嫌いなゆえに、仕事や人間関係がうまくいかないと悩む人は少なくありません。

ですが、自分のことを好きになるのって、案外簡単なようで意外と難しいものです。「どうすれば自分を好きになれるのか?」と疑問に思う人も多いでしょう。

そこで今回は、「自分を好きになるために必要なこと」をご紹介します。

自分を好きになるために必要なこと

・自分を許す
・仕事を楽しむ
・1日5分自分会議
・他人と比較しない
・他人に期待しない
・余計な競争をしない
・不平不満を口にしない
・自分の価値を疑わない
・他人を変えようとしない
・自分のしたいことをする
・他人の思い通りにならない

なぜ自分を好きになれない原因と、意識するだけで大きく変わる今すぐ実行可能な大切なポイントを解説します。自分を好きになって、人生を変えたいと考えている人は、是非実行してみてくださいね!

【自分を好きになるには】自分を許す

自分を好きになるには、自分の良い部分も悪い部分も全部、受け入れて許すことがとても重です。

人は、間違いを犯すことも、できないことも、人にイラッとしたり嫉妬することも、悪いな部分はたくさんあります。

でも、それらを許すことができなくて、自己嫌悪に陥り続けたら、自分で自分を苦しめ続けることになってしまいます。

ネガティブに気持ちになりがちになり、心の負荷がかかります。それが積もり積もってくると、自分が嫌いだと感じてしまいます。

自分を好きになるのに、自分の事を責めていたら、好きになれるわけがありません。まずは自分を肯定しましょう。

自己肯定感を高めることにより、失敗や自分の至らない点を「自分らしさ」として前向きに受け入れることができます。

そして他人に対しても寛容になることができます。他人と自分を比較することなく、相手の意見を尊重することができます。人間関係によるストレスを減らすことができるのです。

【自分を好きになるには】仕事を楽しむ

仕事を楽しむのは、簡単そうで難しいものです。

仕事にやりがいを感じられない、職場の人間関係がうまくいかない、あの人はいつも褒められるのに自分は失敗ばかりなど、仕事を楽しめずに毎日職場に行くのが億劫な人も多いものです。

しかし、仕事は人生の大半くらいの時間を占めています。仕事を楽しむことができないと、人生の大半の時間を浪費しているのと変わりありません。

逆に仕事にやりがいを感じ、職場の人間関係は良好、他人と切磋琢磨して成長できるように働けたら、人生は充実し、働いている自分を好きになれるでしょう。

自分のやりたい仕事をするのも、与えられた仕事をこなすのも仕事は仕事です。しかし、それを楽しむことによってモチベーションは上がり、得られる成果は変わってきます。

もし今の仕事が楽しくないならば、仕事を楽しるようにマインドリセットをするか、転職するなどを検討してみてはいかがですか?

【自分を好きになるには】1日5分自分会議

自分会議とは、自分の気持ちや考えと向き合う時間を作ることを言います。

人生誰でも一度は、自分の気持ちがわからなくなってしまったり、目標を見失なってしまう瞬間があると思います。また、なんだかモヤモヤした気持ちを抱えているけど、その原因がなんだか分からずスッキリしない気分を抱えてしまう。

そんな時は自分会議を試してみることをおすすめします。

テーマは「自分」です。自分の本当の気持ち、今の悩み、やりたいことを議題に真剣に、もう1人の自分と討論をしてください。

「こうなったらいいな~」と妄想するだけではなく、「どうすれば実現できるか」を考えてください。

この会議を習慣化していくと、自分でも気づかなかった悩みを確実に解消することができ、確実に「なりたい自分」へと近づくことができます。

自分会議は時間を決めて考えます。まずは誰でも始められる範囲で1日5分の自分会議を実行してみましょう。

【自分を好きになるには】他人と比較しない

人間はどうしても自分と他人を比較してしまいがちです。そのことがモチベーションを高めるなどプラスの方向に働けばいいのですが、どちらかと言うと逆にマイナスの方向に働くことが多いです。

他人と自分を比較してしまうことで生まれやすい悪影響が「嫉妬」です。嫉妬することは精神衛生上良いことはありません。

自分を卑しく思い自分自身を嫌いになってしまいます。そして、嫉妬してしまう自分に悩み、無駄に時間を浪費してしまいます。

なので、自分のことを好きになるには、他人と比較することを止めることは非常に有効的です。

他人と比べないためには、ありのままの自分を受け入れ、自分は自分、他人は他人と割り切ることです。

自分で自分のことが認められないので、誰かと比較して自分を優位付けることでしか自分の存在価値を見出せなくなってしまっているのです。

しかし、自分と他人は生まれ育った環境、職業や収入、容姿など全てがそれぞれ違います。得手不得手とふる能力に違いがあるのは当たり前で、比較しても意味がないのです。

【自分を好きになるには】他人に期待しない

人間は無意識のうちに他人に期待しながら生きてしまうものです。

たとえば恋愛において「あの人と付き合えたら、きっと幸せになれるはず」と思うことや、仕事において「期日までに仕事を終わらせてほしい」も期待のひとつ。

でも期待しても、思うような結果を出してくれなかった時に、失望したことはありませんか? そして期待をしすぎていると、人間関係にストレスを感じることが多くなります。

さらに、相手の自分の思い通りにいかないことを、疑問に感じ、ついには「自分の何かが悪かったのだろう」と自分自身を責めるようになってしまいます。

相手に期待せず求めるものがなければ、気持ちに余裕が生まれます。他人に期待することを止めれば、他人をそして自分を許容することに繋がるのです。

それにより自己肯定感を高められれば、自分を好きになることに繋がります。

【自分を好きになるには】余計な競争をしない

自分自身を好きになるために、自己研鑽を積むことは素晴らしいことです。しかし、その際には誰かと競争してはいけません。

他人と競争をすると、「負けたくない」気持ちが生まれ、自分のペースが崩れてしまいます。

余計な闘争心は、自制心を失うことに繋がります。結果上手くいかずに、自己嫌悪に陥ってしまうこともあるのです。

ただでさえ現代は競争社会です。会社では、周りや上司からの評価、他社との競合などを気にする日々。その競争に負けて他人が前に進んでいくのを妬み、そして自分を嫌いになってしまう。SNSが広く普及して周りが自分よりも幸せそうに見えてしまう。

このような余計な競争を繰り広げていては、仮に勝ったとしても自分を好きになることには繋がりません。

一方で意味のある競争に身を置くことにメリットはあります。それは競争によって、自分の強みや得手不得手を見つけることができることです。

自分が「誰にも負けないものがある」ということが自身に繋がり、それによって自己肯定感も高まるでしょう。

【自分を好きになるには】不平不満を口にしない

不平不満を言って幸せになれる人はいません。

聞いてる側はもちろん、不平不満も言った自分が嫌な気持ちになることは結構あります。

不平不満を言えば言うほど、ネガティブな言葉を吐くことになるので気分は滅入っていきます。

そのため、不平不満を言わないことで自分も周りも嫌な気持ちになりません。不平不満の代わりに褒める言葉を口にすることで気分も上がりますよね。

【自分を好きになるには】自分の価値を疑わない

自分を好きになるには「自分は自分/相手は相手」と割り切るとが大切です。

そして「自分は自分」と割り切るには、自分の価値観を信じなければなりません。

本当に自分を信じきれることができれば、学歴や収入、容姿といった「ステータス」を気にすることは無くなります。

逆に自分のことを信じることができなけれは、そのような「ステータス」が「コンプレックス」を生み出してしまうのです。

【自分を好きになるには】他人を変えようとしない

人間関係では「他人に変わってほしい」と思う場面があります。

変な癖があってストレスを感じる、仕事が遅い・仕事が雑でいらいらさせられる、人の悪口が多い…どうすればあの人を変えられるだろうか?と思うかもしれませんが、他人を変えようとすると自分が嫌になります。

なぜなら他人は変えられません。「三つ子の魂、百まで」ということわざがあるように、人間の根っこを変えることは困難極まりないことです。

相手に変わってもらいたいからと、自分の価値観を理解させることは、相手にとっても自分にとってもストレスになり、ひたすら苦労して、自己嫌悪に陥ることが増えてしまいます。

相手と自分は全くの別人であることを理解して、他人で無関心でいるくらいの方が良いでしょう。

【自分を好きになるには】自分のしたいことをする

自分がやりたいことを存分にできたらと、想像しただけでワクワクすると思います。

まさに理想の自分ですよね。つまり、やりたいことができるということは、自分自身を好きになることができるということです。

よく「好きなこと(やりたいこと)を仕事にする」と言いますが、それは仕事でなくても構いません。

例えば、海外旅行に行きたい、自分の車でドライブに行きたい、〇〇のスイーツが食べたい、山登りをしたいなど、仕事以外でもやりたいことは山ほど見つけられます。

やりたいことを見つけたら、それに向けて頑張るだけです。目標に向けて頑張ることで、自己肯定しやすくなります。

落ち込みそうなときも、目標のために頑張ることができます。そしてやりたいことが完遂できた時の達成感は、自分を好きになることに繋がります。
 

【自分を好きになるには】他人の思い通りにならない

他人のことが気になり、時間を無駄に使ってしまうことはありませんか?例えば

・本当は帰りたいのに断りづらく二次会まで参加してしまう
・上司が帰らないから帰りづらく付き合い残業をしてしまう
・食べたくもないものを人に合わせて食べている

といったことです。このように他人の顔色ばかり気にしていると、「嫌われてしまったかな?」と自己嫌悪に陥ったりやすくなってしまいます。

他人を気にしすぎて時間を無駄にしたり、自己嫌悪に陥るのはとてももったいないです。

他人が自分の思い通りにならないのと同じように、自分も他人の思い通りにいく必要はありません。

他人のためにではなく、思いっきり自分のために生きてみましょう。きっと自分を好きになることができ、もっと充実した人生を送れるはずですよ。

【まとめ】自分を好きになるために必要なこと

今回は自分を好きになるために必要なことをまとめてみました。

自分を好きになるために必要なこと

・自分を許す
・仕事を楽しむ
・1日5分自分会議
・他人と比較しない
・他人に期待しない
・余計な競争をしない
・不平不満を口にしない
・自分の価値を疑わない
・他人を変えようとしない
・自分のしたいことをする
・他人の思い通りにならない

自分のことを好きになれたら、きっと仕事やプライベートに良い影響をもたらすこと間違いなしです。いきなり変わることは難しくても、少しずつ実行していきましょう。

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